はるですな、よいですな。

写真は桜満開前の京都、インクラインのところの風景です。
この日は相方が完全徹夜の作業の日でして
日差しやわらかな午後
気ままにここまで来てしまったのでした。

ひとりで歩くと、どうもいけない。
春のさまを自分の目に瞳に焼き付けることもせず
ひたすらファインダー越しにシャッターを押すばかり。
歩くの苦手なくせに、ひたすらスタスタスタスタ・・・
結局、インクラインから哲学の道に突入し
バスで神宮道まで戻り、知恩院の門前を素通りし
円山公園の枝垂桜を見て祇園まで戻ってきた後
喫茶店でブランデー珈琲なるものを注文し
日暮れと足の回復を待ち
再び花見小路から清水寺を目指して、坂を上り
夜桜も楽しみ、ねねの道も歩き
再び円山公園のライトアップされた枝垂桜に集う人々を見つつ
「あ～、屋台ウマソ～」と思いつつ四条河原町まで帰って
そのまま帰路につきました。

まぁ、これだけ歩き倒して
一番春が感じられたのは、この写真に収まった
『ばかっぽー』を遠巻きに見ていた時だったかな。
人の目をはばからず、きゃぃきゃぃとはしゃぐ若い姿に
春を見てきました。